安全・安心について

事故防止の取り組み

事故を防ぐ取組

自動運転バスの実証実験に際し、様々な安全対策を行っています。

危険個所の抽出

自動運転バスの走行実証では、車両を持ってくればすぐに走行できるわけではなく、事前に走行箇所の人による検討が行われています。ひたちBRTでは約10kmの走行区間を試走したり、人が歩いてチェックしたり、専門家を交えて検討することで、事故防止に向けて対策を取るべき場所を検討しています。

危険個所の対策

危険箇所を把握した上で、路側センサーの対策や走行速度の抑制など、細かな調整を実証前の1か月間ほどを使って実施しています。何度も試走し、調整をすることが皆さんが乗車する際の安全につながっています。

運転手の技術研修

日ごろバスを運転するプロの運転手であっても自動運転車は特別な車両であり、その特徴を正しく理解することが必要になります。どういった仕組みで動いているのか座学での研修、実際に乗車して車両挙動を把握するトレーニングを事前に行うことで、万が一の事態でも冷静に対応することができます。

取組の周知と理解醸成

安全・安心を技術面から追求するだけでなく、地域の皆さんにも本取組を認知してもらうことは重要な取組です。あらゆる場所を完璧に無人で走る技術ではないため、自動運転で 出来ること、できないことを正しく知ってもらうことで、より安全なサービスになると考えています。取組の詳細は大甕駅東口の展示場に常設の展示スペースを設けており、そこでも見て頂けます。

万が一の対応訓練

トラブルや事故を未然に防ぐ取組に万全を期することが最も大事ですが、万が一に備えた対応準備も進めています。日々の走行状況はシステムログやカメラの映像としてすべて記録されており、トラブルが発生した際には自動走行は停止され、速やかに原因が分析されます。またそうした種々のトラブルは速やかに情報公開されます。

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